「もう!何回言ったら分かるの⁉」の続編

こんにちは。

静かなゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

同じことを何度言ってもわかってくれない・・・対策。

前回は、「ゴールが一致しているか?」をもう一度確認

してみることのご提案でした。 ⇨前回の記事

が。

「いやいや‥わかってるはずなのに、なんでこーも動かん!?」

という場面も多いかと思います。

今回は、その場合について考えてみます!

そもそも・・・伝えたい、動いてほしい側と

受けとる側の温度差、問題意識が違うのかもしれません。

例えば、脱ぎっぱなしのパジャマ。

「脱いだら洗濯機に入れて!」「早く!」

「洗濯始めるから、今すぐに!!!(怒)」

と困っているのはお母さん。

言われる側の子どもたち(旦那さん?)にしてみれば、

そのままでも大して困らない。

ブツブツ言いながらも結局お母さんが片づけるなら、

なおさらですよね。

 

AP(アクティブペアレング)では、

まずは・・・困っているのは誰?という視点で

この状況は「誰の問題なのか?」を考えていきます。

 

↑のような場合、「何度いってもわからん!」と

困っているのはお母さんですよね。

「いやいや、しつけとして・・・」とか

「自分のことは自分で・・・

だらしないのは▼●#$%◆+*?・・・!!」

などという声が聞こえてきそうですが・・・(笑)

 

まずは、困っているのはお母さん(私)である、という前提で

伝えてみませんか?という提案です。

例えば、

「洗濯を始めたいから、パジャマを脱いだら

すぐに洗濯機に入れてくれない?」

と依頼する形で伝えてみたり、

「パジャマを脱いだままにしていると、

洗濯を始められなくて(お母さんが)困るし、

散らかったままだと(お母さんが)嫌な気持ちになるから、

すぐに洗濯機に入れるか、畳んで片づけてほしい」

と、お母さん(私)を主語にして伝えてみる。

これで必ず動いてくれる!というものではありませんが、

頭ごなしに「あーしなさい!」「こーしなさい!」と

命令されるよりは、耳を傾けてくれると思います。

問題に感じていなかっただけで、

そもそも悪気があるわけじゃないことも多いので・・・

とくに、お子さんの年齢が高ければ高いほど、丁寧に依頼

することが大切になってきます。

「自分の問題」と感じてもらうために、洗濯や部屋の片づけを

担当してもらう、完全に任せる、というのもいいですね。

 

そして、大事なポイントは!

もし動いてくれたら、やって当たり前ではなく、

「ありがとう!助かる!」「こうやってくれて嬉しい」

ということを言葉にして伝えることです。

相手にとっては「あ!そうなんだ!」という気づきに

なるかもしれないし、少なくとも命令されてしぶしぶ

動いて・・・よりも気持ちがよいですよね。

 

もし・・・なんで、私がお願いしなきゃいけないの?

なんか下手にでるような感じがしてすごくモヤモヤする・・・

といった気持ちがわき上がるとしたら、

その気持ちにぜひ耳を傾けてみてくださいね。

「子どもは親の言うことを聞くべき」や

「1回でさっと行動すべき」とか

「自分のことは自分ですべき」とか・・・

自分が持っている考え方、信念(マイルールと言ったりします)

に気づくチャンスです。

 

これまでも、そしてこれからも大切に持っていたいものも

あると思いますし、

もし、手放すことで親も子も、もっと信頼関係が増したり

よい関係を築けるものがあるとしたら・・・

自分の持っている信念を見つめ直すことで

もっとラクで楽しい子育てができるかもしれません♫

 

ちょっと話がそれましたが・・・

◆伝わらないのは問題意識の違いがあるのかも?

◆困っているのが自分だとしたら、命令でなくて

丁寧に依頼してみる、自分の気持ちを伝えてみよう

という今回の内容、参考にしていただける部分が

あったらウレシイです。

 

状況によってうまくいくときもあれば、

同じことをしてもうまくいかないときもあります。

親も子も感情があるし、その日のコンディションもありますよね(笑)

なので、選択肢がたくさんあることが大切だと思っています!

いろいろ試しながら、お互いに子育てを頑張りましょう♪

今日もお読みくださり、ありがとうございました。

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