「子どもの脳を傷つける親たち」!?

こんにちは。

 

おうち業・子育て業を頑張るママの

ココロをスッキリ!軽やかに。

 

心理カウンセラー・ファミリーセラピストの

山下かおりです。

 

朝晩冷え込むようになってきましたね。

昼間は過ごしやすい秋晴れの福岡です。

 

きのうは 佐賀まで足をのばして

『子どもの脳を傷つける親たち』 著者の

友田明美先生の講演を聴きにいってきました。

ところで

「マルトリートメント」って ご存知ですか?

マルってなんだか良さそう・・・

わたしは今まで聞いたことがなかったのですが。

 

マル=悪い、トリートメント=扱い

で、「不適切な養育」を意味するそうです。

 

虐待はもちろん、虐待とまではいかないけど

子どもの目の前での激しい夫婦喧嘩や

感情に任せての心ない言葉

きょうだい間での差別

スマホ・ネグレクト・・・

日常のなかにも潜む「不適切なかかわり」

 

「日々子どもと接するなかで、こうした

マルトリートメントが全くない、という家庭など

存在しないでしょう。

しかしながら、マルトリートメントの強度や頻度が

増したとき、子どもの小さなココロは確実に

傷つき、成長過程の脳は変形する可能性が

あることを、わたしたち大人は見逃しては

いけません」

 

ドキッとしました・・・。

 

良くないよね、とわかっているけど

目には見えづらい問題が

可視化され、データをもとに証明されて

いることを知ると、改めて重大さに

気づけました。

 

そして

「虐待」の定義。なんとなく身体的なものを

イメージしがちでしたが。

脳へのダメージという意味では、

暴言や心ない言葉によるもののほうが

大きいというのも衝撃でした。

アザやケガなど、体に傷はないけど

それだけに周りからは見えづらい。

 

子育てをする立場でも、

子育てを支援したい立場でも

より意識をしなきゃいけないな、と

思いました。

 

そして・・・

先生も強調されていたことですが。

 

この「マルトリートメント」の危険性を

説明されたうえで

その親がダメだよね、ということではなく。

 

親が苦しんでいる、SOSのサインである

ということ。

親もそうならざるを得ない環境であったり

自分が育てられた方法でしか

子どもに接することができなかったり。

 

何かうまくいかない・・・

今のままでは、よくないよね・・・

と気づけたなら、

何か方法を探る

周りに頼ってみる

 

行動に移すのってとても大事だな

と改めて思いました。

 

そして

そんなママのお手伝いをできたなら

という思いも改めて強くなりました。

 

子育てって大変だけどやっぱり楽しいよね、と分かち合いたいし。

ママも子どもたちも笑顔でいてほしい。

 

気軽にお話にいらしてくださいね。

 

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